~地元アーティストの紹介⑤~【大人っぽくたくましい声が魅力的なシンガー】中島みゆきのおすすめ楽曲をふんだんに紹介 -彩芽の音楽だより-
中島みゆきの楽曲「糸」が2020年に映画化されるほど偉大なシンガー
はじめに
皆さん、こんばんは!吉田彩芽です。6月も今日を除いてあと2日となり暑い夏も近づいてきました。本州方面では気温が半端なく上がり、北海道でも25度以上の夏日になる日が出てきました。
さて、このブログでは地元北海道に関連したアーティストをたくさん紹介していますが、その中でも今回はこの方を紹介します。
声も雰囲気も大人っぽい中島みゆき
中島みゆきは札幌に生まれ、幼少期は居住地を転々としていた
今回紹介するアーティストは、4つの年代にわたってシングルチャート1位を獲得し、提供曲においても5つの年代でオリコンシングルチャート1位を獲得するほどの名曲を出した中島みゆきさんです。
彼女は1952年に札幌で生まれましたが、5歳の時に岩内、11歳で帯広に移るなど幼少期は居住地を転々としながら生活していました。
帯広に引っ越した後、市立帯広小学校を卒業し市立帯広第三中学校に入学。一時期、母が体調不良で療養するため北海道を離れ、山形県に住んだ時期もありましたが(4か月間。この時期は山形市立第六中学校に通っていた。)、高校受験の頃には帯広に戻り、DREAMS COME TRUEのボーカル・吉田美和さんも後に通った帯広柏葉高校に通いました。
高校3年時の文化祭で初めてステージを踏み、オリジナル曲「鶫の唄」を歌ったそうですが、これは僕の経験にも通じるものがあります。僕自身も中学3年時(2014年9月)と高校3年時(2017年11月)の学校祭でそれぞれステージを踏み、クラスの生徒、教師、家族の方の前でピアノを演奏しています(曲名は中3で「エンターテイナー」、高3で「蕾」、ともにカバー曲)。高3時の学校祭でピアノ演奏した時には優秀賞を受賞し、少し自信を持つことができました。
中島みゆきの高校時代とスタイルは違いますが、それぞれ学校祭・文化祭のステージに立っていること、レベルの高い環境で活動している部分に共通点があり、それぞれオリジナル曲も持っています。
高校卒業後、僕は比布町の障害者施設で平日午前10時から午後4時まで作業していますが、彼女はそれと同じ年齢くらいの頃に藤女子大学文学部国文学科に通っていて、無事卒業しています。
大学時代は放送研究会に所属しローカルラジオ局でスタッフのバイトなどをこなしていたそうです。同時に北海道大学フォークソングのメンバーと交流を持ち、この頃から音楽活動を展開。「コンテスト荒らし」の異名をとったそう。「フォーク音楽祭札幌予選」では「私の窓から」を歌い、1972年の「フォーク音楽祭全国大会」では「あたし時々おもうの」を歌い入賞した。大学時代から音楽の才能に長けていた中島みゆき。
彼女がコンテストに出場したのにはちゃんとした理由があり、交通費と弁当代が支給され、バイト代わりになるためだったよう。大学卒業後は帯広に戻り、家業を手伝う傍らアマチュアで活動を続けたらしい。また、アマチュア時代渡辺晃主催の「自由集団」で多くのステージを踏み、デビュー前にファンを獲得。オリジナル曲も100曲以上に及びます。中島みゆきはマジですごい!
「時代」「ファイト!」もあるがおすすめ曲はやっぱり「糸」!
その甲斐もあってか、1975年5月に「傷ついた翼」が「第9回ポピュラーソング・コンテスト」で入賞を果たし、9月には「アザミ嬢のララバイ」でレコードデビュー。
同年10月に行われた「第10回ポピュラーソング・コンテスト」で「時代」がグランプリを受賞し、11月の「第6回世界歌謡祭」でもグランプリ受賞。
「時代」は12月の2ndシングルとして発売。これを機にヤマハミュージックの川上源一氏にミュージシャンの実力を見出され、中島は現在も師父のように仰いでいるそう。
僕もついこの間聴かせてもらいましたが、特にサビの「まわるまわるよ時代はまわる」が印象的でした。この曲は生きているすべての人に向けて描かれた曲で、辛い事、しんどい事があったときにおすすめの一曲です。そりゃグランプリ受賞も夢じゃないしヒットもするわ。とても素晴らしい曲。
中島みゆきの楽曲でおすすめしたいのはこれだけではありません。「ファイト!」もなかなか良い曲でした。この曲も聴いててとても前向きな気持ちになれます。注目の歌詞がこちら。
ファイト!闘う君の唄を 闘わない奴らが笑うだろう
ファイト!冷たい水の中を ふるえながら上ってゆけ
歌詞自体はとても単純ですが、勇気をくれます。世代の方はもとより、この曲は10代から30代半ばの方にも聴いてもらいたいです。好きになってもらえるとさらにうれしいな。
だけど、僕は先ほど紹介した「時代」と「ファイト!」以上におすすめしたい曲が1曲だけあります。それが「糸」です。
糸も元々は発売から15年近く経つ古い楽曲ですが、何かのきっかけで知名度が上がり、2年前に映画化されたことでさらに有名になりました。
ちなみに、この映画の主演は以前特撮ドラマ「仮面ライダーW」のフィリップ役として出演した俳優・菅田将暉さんと、女優の小松菜奈さんです。あんまり書くと面白くなくなるので映画の内容については控えますが、祖母曰くとても感動する映画だそうです。
この曲は中島みゆきの若い頃を知らない僕でもさすがに知っており、挙句の果てにはCDも買ってしまいました。それだけ好きな曲です。歌詞全体が素晴らしいし、メロディーラインも半端なく素敵!人と人が常につながっていることを教えられます。
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高3時の学校祭で「蕾(コブクロ)」を演奏したと記事の前半に書きましたが、あれは個人でステージに立つ有志発表のことで、学年全体のステージ発表では「糸(中島みゆき)Key・-4」を演奏させてもらっています。大好きな曲を演奏できること、とてもありがたく思っています。
おわりに
ということで、今回は札幌市出身の女性シンガーソングライター・中島みゆきについて書かせてもらいました。大人っぽくたくましい声であることは聴いての通りですが、年齢も70歳ということで驚きました。正直70歳には見えないほど美人だし、もう少し若く見えましたが、独特な歌声から生み出されるヒット曲は僕にとって励みになるし、学ぶ時間という1つの財産になります。僕らの年代だと「糸」しか知らないという方が多いと思いますが、興味を持ってくれた方はほかの曲も聴いてみると良いかもしれません。
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ちなみに「糸」はこのサウンドトラックの中に入っています↓
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