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彩芽の音楽だより

いろいろな事を受け入れよう→ayamey141 ありのままを発信します

美深高等養護学校あいべつ校社会見学

はじめに

おはようございます、美深高等養護学校あいべつ校2期生の吉田彩芽です!

私の事を知らない皆さんに説明いたします。昨日、自分が通っていた高校の後輩の方たちが社会見学でのどかに来ました。

今日はその時の事について説明いたします。

美深高等養護学校あいべつ校 現在の1年生14名が来訪

まずはご挨拶

みなさんは、人とすれ違った時どう対応しますか。私なら挨拶をします。例えば、「おはようございます。」など。

そういった場面は人とすれ違った場合に限らず、朝、先生やお友達に会った時、起床時などもそうです。社会見学も例外ではありません。なぜなら、忙しい中、訪問者にお話する時間を作っていただいてるからです。特にこの場合は、挨拶だけでなく「ありがとう」といった感謝の気持ちや言葉も必要です。2期生であり卒業生でもある自分もそれをありがたく思っています。

後輩の皆さんにも礼儀を身に付けてもらうため、訪問された際にこちらから先生方にご挨拶させてもらいました。中には高校時代にお世話になった先生方が5人ほど。うち1人は巡回の時に拝見させてもらいましたが、他の先生方とは1年以上お会いしていなかったので、本当に久しぶりの再会となり、14名の後輩たちとは初めてお会いしました。

自分含め全員が2階に上がり、そろったところで施設長からのご挨拶とお話が始まりました。その間、自分は立ちっぱなしで正直疲れましたが、真剣に聞くことができてよかったです。

質問の受付と作業の見学

後輩から聞かれた質問シリーズ1

施設長さんの話を聞いた後は昨年の6月頃にもあった質問の受付です。何人かの後輩から「作業のどういったところが大変か」「休日は何をしているか」「作業は何をしているか」「仕事する時間はどれくらいか」を聞かれました。

その質問に対して僕はこう答えます。まずは、「作業のどういったところが大変か」という質問に対しての答えです。これは個人の感覚ですが、座ってから立つのが大変です。何度も書いているのでお分かりかと思いますが、病気による筋力低下が原因です。今考えれば自分で歩けるだけでもありがたく思います。

次に、「仕事する時間はどれくらいか」という質問に対する答えです。これはのどかにいる方なら分かるかもしれませんが、10時から16時までの6時間です。が、15分の休憩を3回と昼食をはさむため、実働時間は4時間弱です。つまり、それ以外は自由時間ともいえます。他の施設がどうかは分かりませんが。

後輩から聞かれた質問シリーズ2 作業は何をしているかの説明

3つ目に出てきた「作業は何をしているか」の質問の答えです。それは、いろいろあるのですがその中でも4つお答えします。まずはホタテ貝の仕分けです。完成品は牡蠣を養殖する時に土台として使われます。それについては以下の記事にも書きましたが、この作業は赤と白に分け、さらに、それぞれ9.5~10㎝、10.1~11.5㎝、11.5㎝以上に分けられます。測るにはメジャーが必要で、9.5㎝を下回っていると破棄しないとなりません。前にも書いたのはここまで。

ayamey141.hatenablog.com

 

ここからはこの記事で初めて書くことです。それは測った後のこと。組み立てるために真ん中に穴をあけます。しかし、僕はやり方が分からないので他の利用者に任せています。なぜなら怪我をする可能性が高いからです。

穴をあけたら針金を通します。それも割合が決まっていて、白の貝と赤の貝を半分くらいにしないとなりません。その割合を維持しつつ、針金を通し曲げて留め、土台が出来上がります。それを針金がなくなるまで続けます。

上記にも書きましたが、完成した貝は主に広島県に届けられ、そこで牡蠣の養殖に使われます。以上がホタテ貝の仕分けについてです。

作業はホタテ貝の仕分け以外にも

後輩たちの前で説明したのはそれくらいですが、他にもペットボトルのキャップ外し、アルミ缶つぶし、工事現場用コーンの清掃・組み立てなども行っています。

次に、ペットボトルのキャップ外しについて。こちらも前の記事で説明しています。この作業をするのに必要なものは、安定しやすい台、大きい入れ物、バケツ2個、t袋(缶用のt袋はなるべく使わない)、そして椅子です。

これらの用意ができたら後はペットボトルを持ってきて作業するだけ。袋に入っている場合はそれを解くか破らないと作業ができませんのでご注意を。

袋を解いて入れ物に移し替えたらキャップを外し、液体が残っていたら捨て、t袋に移します。これを全てなくなるまで繰り返します。

この間の記事の補足ではありますが、袋がある程度たまったら縛って外へ持っていきます。その時、上に持ち上げる場合もあるので1~2人で行っています。ただし、あまり入れると縛りにくくなってしまう上、小さいトラックでは入りきらなくなるので9割前半くらいがちょうどいいでしょう。

夏場は袋を使い切ってしまう時期があります。なぜならペットボトルの量があまりにも多いからです。その時は他の方法で対応しています。

3つ目はアルミ缶つぶしについて。缶つぶしはペットボトルのキャップ外しや缶選別が早く終わった場合に多くの利用者が移る作業です。立って行う場合と座って行う場合がありますが、今回は座って行う場合について説明します。

座って行う場合は、椅子が必要です。ペットボトル作業が終わってもそのまま置いておいた方が良いかもしれません。それ以外にも必要なものが何個かあります。まずは安定しやすい台。これはペットボトル作業でも使っています。なぜ安定しやすい台を必要とするかというと、万が一の時に入れ物ごと落ちやすくなるためです。そういった理由から安定しやすい台を使います。次に入れ物。これもなるべく大きいものが良いでしょう。なぜなら、アルミ缶が多く入るようにすることで往復する回数が少なくなるから。

そしてペットボトル作業でも使ったバケツ2個。片方に蓋を入れ、もう片っぽに残った液体を入れます。ここまではペットボトル作業と同じ。

だけどここからが違います。先ほどの作業ではここまでだった必要なものも、もう1個増えます。それは何かというと金網です。金網につぶした後の缶を入れるのですが、一緒に蓋を入れてしまうと落ちやすくなり後始末が大変になってしまいます。こういった理由から蓋を入れる用のバケツを用意しています。

準備ができたところで缶つぶしの仕方を教えます。やり方は簡単。まずはつぶしてないアルミ缶を1個出して床に置きます。もし蓋付きで外れていなかったら蓋を外すこと。床に置いたら右足からつぶします。つぶれたのを確認出来たら次に左足でつぶします。大体ではありますが、つぶす前より小さくなればOK。これも時間が来るまで繰り返します。

工事現場用のコーン清掃・組み立て

これは現在在庫がなくしばらく作業していませんが、工事現場用のコーンの清掃・さらには組み立てもあります。この中でも私が主にしていたのがコーン拭き。これは工事現場などで出た泥汚れを洗い流した後に残った水を拭き取る作業です。この作業をすることで汚れをしっかり取ることができ、きれいになります。

この作業をするためにはバケツを持った方が良いです。なぜかというと何度も往復するのは大変だし、作業効率も悪くなるからです。バケツの中には水を汲むだけでOK。洗剤も入れなくて良し。そしたら持ってきた雑巾をバケツの中に入れ一度濡らします。そして思いっきり絞ります。絞り切ったらコーン拭きに移りますが、その時に重要なのが取りやすい汚れをしっかり落とすことと、水分を拭き取ることです。コーン拭きが終わったら、組み立てる前にシンナーで油性の汚れを取ります。シンナー作業は暖房が思いっきり効いた別室で行います。こちらではコーン拭きで取りきれなかった汚れを落とします。私も4月にてんかん発作を起こすまでずっと行っていました。

シンナー作業が終わったら組み立てに入りますが、向きが決まっているため確認が必要です。決まった向きになったら先に反射板とフィルムを嵌め、後から玄能を使ってキャップを嵌めます。これにてコーンは完成。

以上がある後輩から聞かれた「作業は何をしているか」という質問の答えです。

後輩から聞かれた質問 Final

そして最後に聞かれた質問が「休日は何をしているか」についてです。その答えは、わからない方が多いと思いますが、最近はパソコンを使ってブログを書いています。これまでに32記事書いていますが、これで33記事目です。ブログが検索エンジンの上位に入りやすくするためには100記事以上必要なのでまだまだ足りないのですが、可能な限り更新していきたいと思います。

その他、ピアノのレッスンを受けたり、時々部屋掃除をするなど充実しています。

これにて後輩からの質問は以上となり、私は作業に戻りました。

作業の様子を見学

この後の事ですが、後輩たちのうちの半分が1階に下りてきて作業の様子を見学しにきました。

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ここが空き缶・ペットボトルの作業場。ホタテ貝作業などもそこで行う。

その時、自分は別室でホタテ貝の長さを測っていましたが、中まで覗きにきてくれました。しかし、電子メジャーの赤外線を発していたため、注意喚起を行いました。現在、ホタテ貝作業も終了し一段落していますが、この方々も社会でやっていけるように頑張ってほしいです。

一方で隣のクラスはのどかの男子棟を見に行きました。その動画をYouTubeに公開しているのでお時間のある方はぜひご覧ください。

お時間のない方は以下をクリック。

 
 
 
 
 
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あとがき

今年も実施された社会見学ですが、当初は6月に行われる予定でした。が、その頃はまだ道内でもイギリス由来の変異株が流行っていて、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が適用されていた時期です。

その事から延期となり、落ち着いて昨日の社会見学となりました。今年はステイホームと唱えられなかなか外出できずに終わりを迎えそうです。皆さんの思い出は何でしょうか。

自分はオンラインレッスンです。こちらは昨年10月から本格的に始まり、今年は特にそれが多い年になりました。コロナが落ち着いたらまた行事など精一杯楽しみましょう!

 

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